~見えにくい雑草~
初期除草は、カウンシル
直播圃場で、初期除草剤として「カウンシルコンプリート」を使いました。
機体はDJIのT10。
最新機種も良いですが、1キロ粒剤で圃場間の移動も多いのであればT10の方が良いんじゃないかと思います。

直播はとにかく雑草の判断がむずかしい
直播って、移植のように苗のラインが揃っていないぶん、雑草が出てきてもパッと見で分かりにくいんですよね。
特にヒエ。出てきてから「あれ?これ雑草だった?」となるケースがほとんどです。

だから今回は、「そろそろ出てきそうやな…」という感覚で、少し早めに1回目の除草剤を入れました。
除草剤を見極めに使う
カウンシルは直播水稲でも活用ができ、播種時の初期またはイネ1葉期の初中期で散布をすることができます。いずれも湛水状態にしておきます。

除草との判別が難しい直播では初中期の除草剤を散布することで枯れるなどの反応があれば、それはヒエだったという証拠。

そういう意味では、防除+判断材料という2つの役割を期待しての散布でした。
試しながら、確かめながら進む—それが直播
直播って体系がきっちりと整っているわけではありません。
でも今回のように、まずはやってみる。反応を見て次の判断材料にする。
そういう一歩一歩の積み重ねが、これからのスマート農業につながっていくと感じています。