株式会社ユキイプラスでは、先日、滋賀県内の農家・N様をお迎えし、農業ドローンスクールを開講しました。
今回の講習は、滋賀県の補助事業を活用して、農薬や肥料の散布を効率化する目的でドローン導入を検討されていたN様。N様ご自身が「もう肥料を担ぐのはしんどい」と感じておられたことも背景にあり、今後はDJI Agras T50の導入を予定されています。

「教え方が丁寧でとてもありがたかった」との声
講習を終えたN様からは、「丁寧に教えていただけて、とてもありがたかった」とのお言葉を頂戴しました。初めて触れる大型ドローンに最初は不安もあったようですが、操作練習や実地での散布訓練を通じて、次第に自信を持って操縦されていました。
ドローンは農業の“道具”のひとつ
私たちユキイプラスでは、農業ドローンは目的ではなく、あくまで農業の中での“ひとつの農機具”と位置づけています。大切なのは、どの機体を使うかではなく、「どう運用していくか」。
それぞれの農家さんの規模や圃場の特性に応じた最適な活用が求められます。
実際の講習中には圃場を利用して講習を行うこともあります。T50の「M+モード」で運用した際、8反(約80a)程度しか散布できず、T50のような大型機が常にベストとは限らないことを体感していただきました。


今後も「使いこなす」講習を大切に
機体の性能を最大限に引き出すには、正しい知識と実践的な運用が不可欠です。私たちの講習では、ただ飛ばすだけでなく、「どのように効率よく・安全に・確実に散布するか」という“運用面”にもしっかりフォーカスしています。
今後も、導入された方が「ドローンを使いこなせる農業者」として、地域の農業を支えていけるよう、現場目線でのサポートを続けてまいります。
